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循環器科専門外来

当院では、循環器科を専門とする獣医による診察を行っております。

循環器診療

心臓に雑音がある、呼吸が苦しそう、咳が出る、疲れやすくなった、あるいは、失神したことがある。このような症状がある際は、一度心臓検査を行うことを推奨しています。

心臓検査

一般的な身体検査に加え、血圧測定、心電図、レントゲン検査、心臓超音波検査で総合的に心臓の形態や機能の評価し、不整脈の有無を評価します。どの検査もほとんど痛みを伴わない検査です。

  • 胸部X線検査
    心臓の大きさ、血管系の評価や、肺の状態の評価を行います。
  • 超音波検査
    心臓の内部構造と血流を評価し、心疾患の診断や重症度の判定を行います。
  • 心電図検査
    不整脈の診断を行います。

診察日:
毎月第4もしくは第5土曜日(場合により変更になる可能性もあります。)

診察料金:
診察代3000円(税別)
検査を含めて全部で2~3万円になる場合が多いです。
お薬がある場合はそれ以上になることもあります。

ワンちゃんに多い心臓病 僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症とは
僧帽弁とは心臓の左心房と左心室の間に位置する弁で、心臓が収縮するときには完全に閉鎖し、左心房へ血液が逆流することはありません。僧帽弁閉鎖不全症は、加齢によって僧帽弁が肥厚し、完全に閉鎖できなくなり、心臓が収縮する際に全身へ拍出されるべき血液の一部が左心房へ逆流してしまう状態をいいます。

僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症 僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症による肺水腫が認められたX線画像
心陰影の拡大と肺野の不透過性亢進(黒く抜けるところが白くなる)
僧帽弁閉鎖不全症により肺に水が溜まっている(肺水腫)と考えられる。
僧帽弁閉鎖不全症の犬の超音波検査
左心室から左心房への血液の逆流が認められる。

 チワワ、トイプードル、マルチーズ、ポメラニアン、シーズーなどの中年齢~高齢の小型犬で多く、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルでも多く認められる心疾患です。
病態初期には症状はほとんどありませんが、進行すると心臓が拡大し、「咳が出る」や「疲れやすい」などの症状が出てくるようになります。急激に病態が進行する場合もあり、肺に水が溜まってしまい呼吸困難になることや、最悪の場合突然死してしまう場合もあります。
 治療はお薬の内服によるものが主で、心臓を保護するまたは、負担を軽減させて進行を遅らせることを目的とします。病態が重度の場合には、外科手術も行われます。
 僧帽弁閉鎖不全症は、心臓を完全に元の状態に戻すことはできません。しかし、早めに発見し、病態に合わせた適切な治療をすることで、病気の進行を遅らせ、症状を緩和させることができます。そのため、定期的な検査と、早期発見が大切となります。

ネコちゃんに多い心臓病 肥大型心筋症

肥大型心筋症とは左心室心筋の異常な肥大を起こす疾患です。心筋が肥大すると左心室への血液の流れが悪くなり、左心房の拡大や不整脈を起こします。さらに、左心房の拡大が進行すると、左心房内に血栓ができやすくなり、血栓が脳、四肢などへの塞栓を起こします。血栓症や不整脈では突然死や四肢の麻痺を起こすことがあるため、肥大型心筋症は非常に危険な心疾患です。

肥大型心筋症
肥大型心筋症
正常な猫の心臓と肥大型心筋症の心臓
正常(左図)では左心室は3~4mm程度しかないが肥大型心筋症(右図)では6mmを越える
肥大型心筋症
肥大型心筋症では心筋の肥大によって全身への血流が阻害される場合がある
通常、大動脈への血流速度は1m/sec前後であるが、肥大型心筋症では高速血流となり、それが原因で突然死や失神などを起こすことがある。

 肥大型心筋症は猫の約15%で認められる心疾患で、メインクーン、ノルウェージャン・フォレストキャット、アメリカンショートヘアーなどで多く認められるとされていますが、雑種でも多く発症します。
そのため、心雑音が聴取される場合や、突然の跛行などが認められる場合には肥大型心筋症が疑われます。
 肥大型心筋症は現在のところ有効な治療方法はありませんが、不整脈に対する治療、血栓症の予防などは行うことができます。そのため、犬の僧帽弁閉鎖不全症と同様に定期的な検査と早期発見が大切となる疾患です。

循環器担当

循環器担当 杉本佳介

杉本 佳先生
2016年3月 麻布大学大学院修了 博士(獣医学)取得
テーマ 猫の肥大型心筋症の診断と治療に関する研究
2016年4月~  麻布大学付属動物病院循環器科専科研修医、外科学第一研究室共同研究員

発表論文

Sugimoto, K., Fujii, Y., Sunahara, H. and Aoki, T. 2015. Assessment of left ventricular longitudinal function in cats with subclinical hypertrophic cardiomyopathy using tissue Doppler imaging and speckle tracking echocardiography. J Vet Med Sci. Oct 1;77(9):1101-8.

Sugimoto, K., Fujii, Y., Takubo, I., Shiga, T., Sunahara, H., Aoki, T. and Orito, K. 2016. Pharmacodynamics of alacepril in healthy cats. J Feline Med Surg. Feb 29. Epub ahead of print

Sugimoto, K., Fujii, Y., Ogura, Y., Sunahara, H. and Aoki, T. 2016. Influence of alterations in heart rate on left ventricular echocardiographic measurements in healthy cats. J Feline Med Surg. 2016 Aug 8. Epub ahead of print

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