動物看護師による活動報告and症例報告

みなみ野動物病院

動物看護師による活動報告and症例報告

REPORT

当院では、入院している動物のお世話を獣医師と動物看護師が行っています。お世話の中では、排泄の処理や身体検査の補 助、ご飯やお薬をあげることがあります。
入院中の子では治療のためにお薬を使用することも多いため、動物がなるべくスムーズにお薬を飲んでくれるように工夫をしながら行っています。

入院中の子に限らず、多くのわんちゃんとねこちゃんは自分から薬を飲んでくれることは少ないです。そのため、食欲のある子 やご飯が好きな子に対しては、ご飯と一緒にお薬を入れてあげたり、嗜好性の高い缶詰と一緒にあげることで、投薬がしやすくなります。

投薬をしやすくする具体策の1つとして、投薬用ちゅーるがあります。投薬用ちゅーるは、通常のちゅーるに比べて3倍粘度が高 いので、お薬を包みやすくなり、普通のご飯と一緒だと薬だけよけて食べないという子でも、ちゅーるとならお薬を飲んでくれることがあります。

  • 投薬用ちゅ~る
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また、ピルポケットも投薬のためのジャーキータイプの商品で、中に穴が開いた形状をしているため、その中にお薬を入れて入 口を指でふさぐことで、完全にお薬が見えなくなり、おやつを食べる感覚でお薬を飲むことが出来ます。

  • ピルアシスト
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  • ピルアシスト中身
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しかし、入院中の子では食欲が無い子や食べ物と一緒に食べられない子もいます。
そんな場合には手で直接口の中に薬を入れてあげたり、投薬棒使用することでスムーズに確実に投薬することができます。

  • 手から直接投薬
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投薬棒は先端に飲ませたい薬をはめ込み、注射器の要領で内筒を押し込むと、薬が押し出されて口の奥の方に入れることが出来ます。

  • 投薬棒
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  • 投薬棒を用いた投薬
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お薬を飲んでもらうことは動物にとっても飼い主様にとってもストレスとなることも多いため、お互いにストレスなくお世話ができるように日々心掛けるようにしています。

お薬の飲み方について、ご相談などがあれば看護師または病院のスタッフにお気軽にお声がけください♪

東京大学付属動物医療センターの長久保先生による、循環管理の基本についての院内セミナーに看護師も参加しました。

麻酔中に血圧が下がった時や、心拍数が下がってきた時にどんな薬を使うかなどをお話ししていただきました。

同じような効果のある薬がいくつかあり、使い分けるのは難しいなと思いました。

看護師も手術中にモニターをみることがあるので、正常時の血圧や心拍数を把握し、血圧や心拍数などに変化があったときに、すぐに獣医師に伝えられるように注意深くみていないといけません。

また、何かあった時に薬をすぐに準備できるように効果や名前も覚える必要があるとあらためて思いました。

瀬尾

CT検査とは…

X線を使って動物の身体を360°から撮影する検査。基本的にはレントゲン検査と同じですが、身体の断面の画像や立体的な画 像を撮ることができ、形や大きさがはっきり分かるのでレントゲンよりも病気を予測しやすくなります。

  • CT
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みなみ野動物病院では、腫瘍が疑われる場合やスケーリング(歯石除去)処置の前など、様々な場合で活用しています。
下図は歯科処置前に頭部を撮影した画像です。
歯の根っこ(歯根部)が溶けているかなどを見ることで、抜歯をする必要があるかなどを判断します。
左の写真の赤丸部分は見た目では正常な歯に見えますが、右のCT画像で見ると反対の歯に比べて歯肉と歯の間に隙間があ ることが分かります。
このように、見た目ではわからなくても歯周病が進行していることがあるので、CT検査を行うことで処置前に実際の歯の状態を 把握することができます。

  • CTの3D画像(左)
    写真2
  • 断面画像(右)
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CT検査中の動物看護師の仕事は、主に「麻酔管理」と「撮影」です。
動物のCT検査は、正確な画像を撮るために全身麻酔下で行います。麻酔管理はモニターを見ながら心拍数や血圧などに異常 な数値がないかを見ます。撮影のために麻酔で呼吸を一時的に抑制するので、その際には呼吸バッグで人工呼吸を行います。
撮影する部位によっては動物の体勢を変えることもあるのでその補助をすることもあります。
単純な撮影では看護師が撮影することもあります。CT検査はX線を使うので、撮影は別室で遠隔操作します。操作する人は、「撮影する場所」と「撮る範囲」を決めて撮影します。
撮影する場所によっては、人工呼吸を調整することもあります。例えば胸を撮るときは、呼吸を止める必要があるので麻酔担当 の看護師と無線で連携を取りながら撮影します。

  • 麻酔管理の様子
    写真4
  • 撮影の様子
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《当院ではCT検査は基本的に予約制となります。お電話または御来院の際にご相談ください。》

4月.5月になると気温も暖かくなり蚊が活動し始める時期になります。また、ノミやマダニも活動が活発になる時期でもあります。ノミやマダニ、蚊の媒介によって感染する病気がたくさんあり、中にはフィラリア症の様に命に係わる感染症もあります。大切な家族の一員であるわんちゃん、ねこちゃんを守るためにも日頃から予防をしっかりと行うことが必要となります。

犬糸状虫(フィラリア)

犬糸状虫の成虫は白色のひも状をしており、メスは体長約 25~30cm、オスは約 12~20cm、子虫であるミクロフィラリアは体長 0.3mm程度。成虫の寿命は 5~6年、ミクロフィラリアでは約 2年。 感染には蚊の媒介が必要でミクロフィラリアは蚊の体内で約 2週間かけ、感染子虫まで成長する。成長期間は環境温度に影響され、 25~31°Cでは約 2週間で感染子虫になり、蚊の吸血時に犬の体内に入って感染する。しかし、環境温度が10°C以下あるいは 34°C以上ではミクロフィラリアは蚊の体内で発育することができないとされている。 フィラリアが寄生する場所はその成長過程により皮下組織・筋肉、血中、心臓・肺動脈、末梢血の順に寄生する。重篤な臨床症状は心臓に寄生して初めて起きる場合が多い。

  • 図1フィラリアのライフサイクル
    図1フィラリアのライフサイクル

フィラリア症とは

フィラリアに感染しても無症状で過ごす場合も多い。発症するのは 4割程度との報告もあり、症状の多くは成虫が心臓や肺動脈に寄生することによる循環障害で元気消失、咳、腹水の貯留、呼吸困難、肺炎などがみられる。 現在使用されている予防薬はフィラリア症の予防薬であり、フィラリアに感染後様々な症状が起きる前に体内に入ったフィラリアを駆虫する薬剤であるため、フィラリアに感染するのを予防するものではない。予防薬は蚊が出始めてから 1ヶ月後~いなくなる月の 1ヶ月後まで投与する必要がある。特に 12月の最終投与は重要でこれを行わないと 11月の時点で犬の体内に入ったフィラリアが駆虫されず翌年の投与開始時期までに心臓に達して成虫となってしまう。 既に感染している犬に予防薬を投与すると体内で子虫が死にその数や寄生部位によっては血管栓塞などを引き起こす可能性があるため、投与前に血液検査で感染の有無を調べる必要がある。

ノミの生態

扁平な体を持ち、オスは 1.2~1.8mm、メスは 1.6~2.0mm程度で寿命は 6~12か月で湿度 50%以上、気温20度以上であれば1年中生息可能。幼虫はうじ虫状をしており発育段階により体色が異なる幼虫と成虫では形態が著しく異なる。虫卵は白色の卵型をしており、長径 0.03~0.05mm程度で肉眼だと砂粒状に見える。動物の体から吸血するのは成虫のみで雌雄とも吸血する。ノミの寄生は、脱毛や発赤激しい痒みだけでなくアレルギー性皮膚炎や瓜実条虫の感染の原因となる。

  • 図2ノミのライフサイクル
    図2ノミのライフサイクル

マダニの生態

マダニの体は、大きく肉眼でも確認できる。吸血すると体の大きさが 1cm以上になることもある。犬が草むらに入った際に犬の体温や振動、呼吸などを感知して犬の目の周りや耳、首、脇などに付着し、吸血を行う。マダニは犬の体表で増殖せず、草むらなどの環境中に戻り産卵・ふ化する。ふ化した幼ダニは犬に付着し吸血が完了すると一旦体から離れ、再び植物などの環境中に戻り脱皮をして成長してからまた犬の体に付着するということを繰り返す。マダニは貧血を起こすバベシア症や発熱などを示すライム病など様々な感染症を媒介するので駆除や予防が大切となる。

  • 図3マダニのライフサイクル
    図3マダニのライフサイクル

予防薬

フィラリア薬

プロハート(注射):犬・・・1年間有効
ハートメクチン:犬・・・・毎月1回投与
パナメクチン:犬・・・・・毎月1回投与
イベルメック:犬・・・・・毎月1回投与

ノミ・ダニ薬

プロハート(注射):犬・・・1年間有効
フィプロスポット・・・犬、猫:毎月1回首の後ろに滴下
クレデリオ・・・・・・犬:毎月1回投与
ネクスガード・・・・・犬:毎月1回投与

オールインワンタイプ

ネクスガードスペクトラ・・・犬:毎月1回投与
クレデリオプラス・・・・・・犬:毎月1回投与
レボリューション・・・・・・犬、猫:毎月1回投与
ブロードライン・・・・・・・猫:毎月1回投与

今年1月〜2月の期間で猫の健康診断キャンペーンを実施してまいりましたが、このようなキャンペーンの企画は獣医師指導の下、看護師が中心となって行っています。次回のキャンペーンではポスターやDMはがきのデザイン、作成も看護師が担当しています。

毎年春に、血液検査や画像検査の健康診断キャンペーンを行っていますが、他にも、去年秋には体脂肪測定+ お口の健康チェック(歯周病原因菌酵素活性測定)キャンペーンを看護師で企画運営しました。(キャンペーン終了後も体脂肪測定の方のみ継続で行っており、いつでも計測することができます。お気軽にお声掛けください!)

次回キャンペーンお知らせ

3月1日から5月31日までの期間、犬の健康診断キャンペーンを行います!
いつもの健康診断にフィラリア抗原検査も含まれます。採血は1回で済むので、毎年のフィラリア検査のついでに健康診断も一緒にいかがでしょうか。

  • 犬の健康診断キャンペーン

病院の待合室には様々なポスターや掲示物があります。
これらは内容は獣医師とも相談しながら、看護師たちで作成しています。

そのうちの 1つの病院新聞には、毎月その時期に伝えたい情報や病院からのお知らせ、お得なキャンペーン情報などを看護師で考えて記載しています。
この病院新聞はホームページやラインからも見ることができるので、ぜひチェックしてみてください!

・病院新聞

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他にも予防薬のことや今病院でできる検査のことなど、オーナーさんに知ってもらいたいことをポスターにして掲示しています。もし、気になることがあれば看護師やスタッフにお気軽にお声がけください ♪

・院内掲示物

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  • 写真3
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人と同じように、犬も肥満度を測ることができます。

〇一つ目の方法は体脂肪率の測定です。体脂肪率を測定すると肥満度の判定だけでなく、1日の理想摂取カロリーやごはんの給与量も計算で求めることができます。犬の適正な体脂肪率は25%~35%と言われていて、加齢や去勢・避妊後は高くなる傾向にあります。(犬種や性別、健康状態などにより、変わることがあります。)

・犬用体脂肪計

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・測定の様子

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アルコールとコームを使って背中の毛を掻きわけ、皮膚に直接体脂肪計をあてると数秒で結果が分かります。測定は立った状態で行うため、看護師はワンちゃんが動いたり座ったりしないように身体を支えます。

〇もう一つの方法がBCS(ボディコンディションスコア)です。BCSとは、犬の腰部分を上から見てくびれがあるか(視診)、肋骨が触れるか(触診)などから5段階(もしくは9段階)で評価する方法です。5段階の場合、理想体型は3になります。体脂肪を測るより簡単で、ご家庭でも肥満度をチェックすることができます。

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▼症例▼

ミニチュアピンシャー 雌(避妊済み) 5歳
8月に体重・体脂肪を測定。体重3.32kg・体脂肪率41%・BCS4でやや肥満気味の結果が出たため、目標体重・1日の理想摂取カロリー・1日のごはんの給与量を計算し、ダイエットを始めました。

急激な減量は負担になってしまい、ストレスも溜ってしまうので、1ヶ月後の中間目標を決めて体重と体脂肪を約1週間ごとに測定しました。

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ごはんは一般食からカロリーの低いダイエット食に変更し、おやつも1日の摂取カロリーに収まるように量を調整しました。

その結果、3ヶ月で約400g減量し体型等を見て適正と判断しダイエットを終了しました。(目標体重はあくまで目安なので体型等を見て目標前に終了することがあります。)

8月29日(ダイエット開始時)体重3.32㎏・体脂肪率41%・BCS4

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11月27日(ダイエット終了時)体重2.9㎏・体脂肪率35%・BCS3

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肥満は足腰への負担や病気の原因・悪化因子となることがあり、場合によっては寿命の短縮にもつながります。愛犬の適正な体重を知って理想体型を目指しましょう!

《当院では体脂肪測定を行っています。ご予約は不要ですので、お気軽にお声がけください!》
※体脂肪測定は犬が対象です。
※体調などにより測定できない場合があります。

サンダービートとは:手術の際に血管の止血や組織の切開・剥離を行うための手術用機器です。以前までは糸で血管を結んでいましたが、直径7mmまでの血管であれば、糸を使わなくてもシーリングしそのまま切断することができます。多くの血管を1本1本を結紮していくのに15分~20分程かかる手術でも、この機器を使用すると3分程で全ての血管を安全に凝固・切断する事ができます。

〇避妊手術時におけるサンダービートのメリット: 当院では、犬の避妊手術でもサンダービートを用いて手術を行っています。サンダービートを使用するメリットとしては従来の糸での結紮に比べて、より早く安全に手術を行うことができるので動物への負担も少なくできます。

  • 写真1:サンダービートで挟んでいるところ
    写真1
  • 写真2:サンダービートで切断しているところ①
    写真2
  • 写真3:サンダービートで切断しているところ②
    写真3
  • 写真4:サンダービートでの切断後①
    写真4
  • 写真5:サンダービートでの切断後②
    写真5

写真のように特殊なデバイスで血管を挟んで焼くだけで、血管は凝固され、またそのまま切断することができます。切断した断端からは、全く出血が認められません。このように、血管を結紮する手間がなくなることにより、多くの外科症例で手術時間が圧倒的に短縮し、さらに出血量や麻酔時間の観点からも、より安全な手術が行えるようになりました。

椎間板とは…背骨の骨と骨の間にあるクッションの役割をしているものヘルニアとは…本来あるべきところから脱出・突出した状態

つまり椎間板ヘルニアとは、背骨を支えているクッション(椎間板)があるべきところから突出した状態。椎間板が突出すると背骨のなかの神経を圧迫し、痛みが出たり麻痺を起こします。

  • 椎間板ヘルニア

▼症例▼

ミニチュアダックス 男の子 13歳
急に後ろ足を引きずるようになったとのことで来院。触診やレントゲン、CT検査などにより椎間板ヘルニアと診断され、椎間板を取り除く手術をしました。

術後は安静のためお部屋で過ごし、4日目からリハビリを始めました。4日目はまだ自力で立つことができず後ろ足を引きずって歩く状態で、前足だけを使って歩いたりするので自然と腕の筋肉が発達してしまいます。
最初のステップとして、四つ足で立つことを目標にリハビリを行なっていきます。

・ストレッチ

手術後直後は絶対安静のため、長い間ケージに入っていることが多く関節や筋肉が硬くなっている場合があります。人でも運動前にはストレッチをするのと同じように、ワンちゃんネコちゃんのリハビリでもストレッチを行うことが推奨されます。手や足の関節、首の屈伸を無理のない程度でゆっくり行います。

  • ストレッチ写真1
  • ストレッチ写真2

・立位補助

お腹の下にタオルを通し足裏が地面につく高さに持ち上げます。足裏がしっかりと地面についている事が重要になります。さらに、足の甲を持ち「グッグッ」と手で地面に押さえることで、より感覚神経が刺激されます。

  • 立位補助写真1
  • 立位補助写真2

・足の裏を握って刺激

  • 足の裏を握って刺激写真1

10日目から腰を浮かせて立ち上がろうとする素振りや、後ろ足を引きずりながらもひざを曲げ伸ばしして歩こうとしているのがよく見られるようになってきました。

この子の場合自分から歩きたがったため、今までのリハビリに加え広い部屋で自由に動ける時間を多く取りました。

14日目には、一瞬ではありますが自力で立ち上がることができ、さらに次の日には数歩だけ歩くことができるようになりました。

立てるようになったので、リハビリも少しレベルアップします。

・不整地歩行

地面にでこぼこの道を作りその上で歩かせることで、バランス感覚を高めます。
ヨガマットの下にバスタオルを敷いたりして工夫しています。

  • 不整地歩行写真1
  • 不整地歩行写真2
  • 不整地歩行写真3
    バスタオルを丸めたり、くしゃくしゃにしたり…

手術後1か月経つと、ふらつきながらも院内を歩き回れるくらいの回復を見せてくれました。

  • 不整地歩行写真4

▼ケースレポート▼

ワンちゃん、ネコちゃんの年齢が上がってくるにつれて、口臭や歯石など気になり、ご来院される飼主さんが増えてきます。3歳以上のほとんどのワンちゃん、ネコちゃんが歯周病に罹患しているという報告もあるほどです。歯周病をそのままにしておくと、くしゃみや鼻水、頬の腫脹、食欲不振など健康状態を悪化させる原因になります。

おうちでの予防として一番は歯磨きが有効とされていますが、子犬、子猫の時期から口に触ったり、歯磨きの練習などのトレーニングをしていないと、大きくなってからいざやろうとすると難しいことが多いです。また、付いてしまった歯垢や歯石は歯磨きでは落ちません。

では、付いてしまった歯垢や歯石はどうしたらいいのでしょうか?
無麻酔下での歯石取りは、安全に処置が出来ず、また、歯周ポケットや、歯の内側や奥の歯石を取り除くことができないため、全身麻酔下で、人と同様に歯科用ユニットを使用し処置を行います。スケーラーで歯垢や歯石を削り落とし、抜歯が必要な時は、高速ハンドピースを使い、歯を割って抜きます。最後には、歯の表面をブラシで磨いて(ポリッシング)、歯垢を付きにくくします。また、歯の状況によっては、処置前にC T検査を行う場合もあります。見た目ではそこまでひどくはない歯周病の進行具合でも、CT画像所見では歯槽骨や下顎骨が溶けて抜歯が必要と判断されることもあります。

  • 写真1(スケーリング前)
    写真1(スケーリング前)
  • 写真2(スケーラーでの処置中)
    写真2(スケーラーでの処置中)
  • 写真3(スケーリング後)
    写真3(スケーリング後)
  • 写真4 この症例の状況まで進行すると、全抜歯をしなければならなくなります。
    写真4 この症例の状況まで進行すると、全抜歯をしなければならなくなります。

≪歯周病は飼い主様の日頃のケアで予防できる疾患のひとつです。子犬、子猫の時期から歯みがきを慣れさせて、健康な状態を保てるように心掛けていきましょう。≫

▼ワークレポート▼

処置中は、口元が見えやすくしたり、動かないように支えたり、獣医師のサポートをします。また、歯科用ユニットのドリル交換などや、麻酔の管理などを行っています。また、C T検査を実施する場合には、撮影操作なども行っております。

  • 写真5
    写真5
  • 写真6
    写真6

≪歯周病は飼い主様の日頃のケアで予防できる疾患のひとつです。子犬、子猫の時期から歯みがきを慣れさせて、健康な状態を保てるように心掛けていきましょう。≫

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