当院での症例のご紹介【みなみ野動物病院(八王子みなみ野)】

みなみ野動物病院

当院での症例のご紹介

消化器科

1. 前日から何回も吐き、食欲がない

診断 異物による腸閉塞
処置
異物による腸閉塞
異物による腸閉塞

レントゲン検査と超音波検査を行ったところ、消化管に異物が詰まり腸閉塞を起こしている事が分かりました。
内視鏡では届かない場所だったため、外科手術にて異物を摘出しました。異物は梅干しの種でした。

2. お尻が腫れていて、便が出にくい

診断 会陰ヘルニア
処置
会陰ヘルニア 手術前

手術前

会陰ヘルニア 手術後

手術後

去勢手術をしていない中高齢のワンちゃんは、男性ホルモンによってお尻まわりの筋肉が薄くなり、ヘルニアを引き起こす病気があります。
それにより排便困難や、排尿困難が認められ、外科手術が必要になることがあります。
人工素材埋没法(ポリプロピレン・メッシュ法)にてヘルニアの整復を行うと同時に去勢手術を実施し、必要があれば補助的処置として結腸や膀胱の固定術を行います。

3. 下痢と嘔吐を繰り返す

診断 リンパ球形質細胞性胃腸炎
処置

下痢と嘔吐を繰り返すため来院されました。
全身精査、ホルモン検査を行いましたが異常が認められなかったため、アレルギー検査と内視鏡下にて消化管の病理検査を行いました。
アレルギー検査は陰性で、内視鏡ではリンパ球形質細胞性胃腸炎と診断されました。その後、食事療法で下痢と嘔吐は改善し、今ではとても元気になっています。

4.黒色軟便、嘔吐

診断 鞭虫感染
処置
鞭虫感染

生後約8カ月齢のフラットコーテッド・レトリーバーが、黒色軟便と嘔吐を主訴に来院されました。おもちゃの誤食により催吐処置歴のある症例だったため、今回も誤食の可能性を疑い、腹部X線検査、腹部超音波検査を実施しましたが、明らかな異物誤食・消化管閉塞所見は認められませんでした。
しかし、同時に実施した糞便検査で鞭虫の虫卵が検出されたため、駆虫薬による治療を行ったところ、1週間後の再診時には各種症状の改善が認められました。糞便検査という基本的な検査の重要性を改めて実感させられた症例です。

5.排便困難

飼い主様の訴え 排便困難
1歳の時にブリーダーさんの所で去勢済み
検査結果

レントゲン検査

前立腺肥大により直腸が腹側から圧迫

超音波検査

前立腺肥大・嚢胞

超音波検査

腹腔内に腫瘤1つ確認

CT

CT検査にて腹腔内に
遺残する精巣を2つ確認

病理検査 精巣上皮腫
処置 睾丸が2つ共に腹腔内に停留し、去勢済みと誤認。
腹腔内の精巣が腫瘍化し、前立腺の肥大化を引き起こした。
腹腔内精巣の切除により前立腺の退縮が期待される。

6. お尻が腫れている、痛い

診断 肛門嚢炎、肛門嚢破裂
処置 肛門嚢の洗浄、抗生物質と消炎鎮痛剤の投薬

肛門嚢炎、肛門嚢破裂_治療開始前

治療開始前

肛門嚢炎、肛門嚢破裂_治療開始3日後

治療開始3日後

12歳のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルが、お尻が腫れ、痛みがあるとの主訴で来院されました。
肛門嚢内容物は血膿様で感染が認められ、肛門嚢破裂により肛門の左下方に瘻管を形成していました。
排膿、洗浄を行い、自宅での抗生物質と消炎鎮痛剤の投薬を指示しました。
症状が重篤であったり、再発を繰り返す場合は、手術が必要になることもあります。

歯科

1. 口臭がひどくなった

診断 歯周病
処置
歯周病 処置前

処置前

歯周病 処置後

処置後

口臭の原因は、重度の歯周病によるものと考えられました。
歯周病は放置しておくと、様々な問題を起こすことがあるため、歯石除去と、抜歯処置を行いました。
歯石の除去は歯の表面だけではなく、歯周ポケットも行わないといけないため、当院では麻酔下で実施しています。
処置後、口臭は改善し、口の痛みが取れて以前より食欲が増えました。

泌尿器科

1. 数日前から頻尿で、今朝血尿が出た

診断 膀胱結石
処置
膀胱結石 膀胱の中の石

膀胱の中の石

膀胱結石 手術で取り出した石

手術で取り出した石

レントゲン検査から、膀胱内に結石があることが分かりました。
ワンちゃんネコちゃんは、体質的な問題で膀胱に結石ができてしまう子がいます。
結石の形状がギザギザしていることから膀胱粘膜を刺激し、頻尿と血尿を引き起こしていました。膀胱結石の治療法は、結石が溶けるか経過を見る(残念ながら溶けない結石が近年増えています)食事療法か、結石を摘出する外科手術になります。

眼科

1. 右眼をショボショボさせて、床に頭をこすりつける。

診断 緑内障
処置
緑内障 義眼挿入器とシリコンボール

義眼挿入器とシリコンボール

緑内障 矢印:手術後(義眼挿入)

矢印:手術後(義眼挿入)

右眼の眼圧上昇から緑内障と診断されました。充血や涙目が認められ、疼痛によりこすったりします。
点眼などの内科療法で眼圧をコントロールできる場合もありますが、視力喪失と持続的な痛みのため、今回は外科手術が適応となり、義眼挿入術を実施しました。
眼球ごと摘出する方法もありますが、眼球内にシリコンボールを挿入することで、外観上、正常の左眼とほとんど区別がつきません。

皮膚科

1. 皮膚を痒がり、毛が抜けている

診断 膿皮症
処置
膿皮症
膿皮症

治療前の写真を見ると、皮膚は赤く変色し、円形の脱毛と黒いフケのようなものが確認されます。
これらの症状は膿皮症という皮膚の表面への細菌感染によって起こります。膿皮症を起こした皮膚は痒みがあることが多く、この写真のわんちゃんはしきりに皮膚を舐めたり、噛んだりしていました。
抗生剤と抗菌シャンプーを使って治療し、症状の改善が認められました。

2. 脱毛と痒みが増した

診断 マラセチア性皮膚炎
処置
マラセチア性皮膚炎

梅雨明けの頃から、体表の毛が抜けて痒みが増したとのことで来院されました。 眼の周囲・背中・大腿の脱毛や色素沈着、腹部の発赤・フケ、首の発赤・脱毛・苔癬化(上図)などが認められたため皮膚検査を行ったところ、病変部に多数のマラセチアが認められました。 マラセチアとは犬の体表に常在し皮脂を好む酵母様真菌です。そのため脂漏症の子の体表、脂の分泌が多い耳などで過剰増殖しやすく、マラセチア性皮膚炎や外耳炎の原因となることがあります。特に高温多湿になる季節には特に注意が必要です。 現在この子は抗真菌薬の内服とシャンプーで治療中です。

耳鼻科

1. 昨日の散歩後から右耳を気にする

診断 耳道内異物
処置
耳道内異物

1歳の雑種犬が、昨日の散歩後から右耳を気にしているとの主訴で来院しました。
耳鏡で耳道内を観察したところ、奥の方に植物らしき異物が存在しているのが確認できました。通常の耳洗浄ではこのような異物は除去できないため、全身麻酔下で耳道内へ硬性鏡を挿入し、異物を無事除去することができました。この症例の場合は、異物が鼓膜を突き破り、中耳まで入り込んでいました。
今回の異物は植物の「ノギ」でしたが、耳道内の異物としてまれに遭遇します。強い痛みを伴うことも多いので、散歩中に草むらに入り込むのが好きな子は注意が必要です。

整形外科

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循環器科

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腫瘍科

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内視鏡・硬性鏡

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