お知らせ
NEWS
2024.11.14 眼科勉強会
2024年11月16日
今回は、ペテモどうぶつ医療センター相模原の寺門邦彦先生に、前回の勉強会のテーマである『結膜、強膜、角膜疾患の症例』の続きの内容と『緑内障の症例』について講義して頂きました。
角膜ジストロフィー、脂肪性角膜症、角膜変性症の検査所見や治療方針等を実際の症例を示していただきながら学ぶことができ、緑内障の講義でも実際の症例での診断および治療法について学ぶことができました。
緑内障は原発性や水晶体脱臼などの原因から続発して起こることがあり、早期に治療介入が必要な緊急性の高い疾患です。
眼の症状で気になる症状がありましたらぜひご来院してください。
獣医師 鈴木
2024.10.08 皮膚科セミナー
2024年10月9日
今回は犬と猫の皮膚科の村山信雄先生に「犬の脱毛症」について講義していただきました。
実際の症例の写真と情報から、参加者も鑑別を考えながら受講しました。
毛色に関連する脱毛症や循環不全による脱毛など、やや珍しい病気に関しても先生の経験を交えてお話しいただき、有意義な時間となりました。
全身に毛のあるワンちゃんは脱毛症によって大きく見た目が変わるため、飼い主様の不安も大きいです。
今回学んだ内容を活かして適切な診断・治療を施し、フサフサな毛を取り戻していければと思います。
2024.09.18 第1・2回ロイヤルカナンフードセミナー
2024年9月24日
9月18日に共立製薬さんによる2回目のロイヤルカナンフードセミナーを受講しました!
第1回目のセミナーでは、ワンちゃんとネコちゃんに必要な栄養や、フードに必要な要素について学ぶことができました。 また、犬と猫でも食性の違いによって必要な栄養素が異なることも改めて認識することが出来ました。
第2回目からは各疾患ごとの療法食についての内容となり、今回は皮膚疾患の子のフードについて学びました!普段の診察の中でも皮膚の症状で来院されるワンちゃんやネコちゃんはとても多く、身近な症状に対するフードなので勉強になると同時に、今後の飼い主様への説明に役立つ内容が多くありました。食物アレルギーに対するフードではアミノ酸食、加水分解タンパク食、新奇タンパク食に分類ができ、治療方針やその子の症状などによって商品を使い分けることが出来たり、アトピー性皮膚炎用のフードなども新しく増えたりしているとの情報もありました。フードをうまく使うことでお薬の量を減らすことができる可能性もあると聞いて、フードの重要性を感じました。
愛玩動物看護師 松尾
2024.09.12 内分泌勉強会
2024年9月14日
今回はER八王子動物高度医療救急救命センター 内科・総合診療科の金本英之先生に「猫の糖尿病2024」について講義していただきました。
犬や猫の糖尿病についての診断や治療法は日々アップデートされており、そのことについて詳しく学ぶことができました。
また猫の糖尿病の治療に関しても、使用するインスリン製剤により特徴が異なっています。その点も踏まえて適切な治療法を提案していきたいと思いました。
獣医師 鈴木
2024.08.27 皮膚科勉強会
2024年8月30日
今回は犬と猫の皮膚科の村山信雄先生に「猫の皮膚炎」をテーマに講義していただきました。
猫の皮疹は大きく4つに分けられ、そこから考えられる鑑別疾患は異なります。
猫は投薬が難しいことに加えて犬と比べてわかっていることが少ない病態もあり、頭を悩ませます。
また、村山先生が猫の痒み止めとして処方する薬と、その使い方、副作用についてもお話しいただきました。
犬とはまた違った猫の皮膚疾患の特徴をおさえ、日々の診断・治療に活かしていこうと思います。
獣医師 白石
2024.7.26 麻酔勉強会
2024年7月31日
今回は岐阜大学動物病院麻酔科の柴田早苗先生に鎮静、局所麻酔に関する講義をしていただきました。
麻酔の導入・維持・覚醒を安全かつ円滑に行うための麻酔前投与薬の目的や各種鎮静薬、麻酔薬の作用、副作用について詳しく学ぶことができました。局所麻酔は、局所麻酔薬を使って体の一部に無痛域を得る方法であり、毒性が低い、回復時間が短いなどの特徴を持っています。本病院でも取り入れられるよう、積極的に勉強し、知識を深めていこうと思いました。
獣医師 矢口
2024.07.12 気管・気管支鏡勉強会
2024年7月16日
今回は埼玉県の動物病院で勤務されている中澤優太先生から気管・気管支鏡の基礎から適応症例および気管支鏡検査を実際に行う際の管理に関する講義をしていただきました。
今回の講義では気管支鏡検査が適応となる肺疾患に関して、検査所見や治療法への理解を深めることができました。
また気管支鏡検査を行う上での麻酔管理や検体の取り扱い、その評価方法に関しても詳しく知ることができました。
気管支鏡検査が適応となるのは限られていますが、適切なインフォームをできるようにしていきたいと思いました。
獣医師 鈴木
2024.7.11 眼科勉強会
2024年7月16日
今回は、ペテモどうぶつ医療センター相模原の寺門邦彦先生に、『結膜、強膜、角膜疾患の症例』について講義して頂きました。
ドライアイ、結膜炎、強膜炎、角膜潰瘍、自発性慢性角膜上皮欠損(SCCEDs)などの実際の症例の症状、肉眼初見、スリット検査の所見、治療法を中心に学びました。自発性慢性角膜上皮欠損(SCCEDs)は、角膜潰瘍に対して点眼薬を使用しても治らないという特徴を持つ疾患であり、時には治療として外科適応が必要となる疾患です。
目に関して気になる症状がある場合はぜひご来院して下さい。
獣医師 矢口
2024.06.03 皮膚科勉強会
2024年6月5日
今回は犬と猫の皮膚科の村山信雄先生に、「日常診療における耳の見方と治し方」をテーマに講義をして頂きました。
外耳炎の主因、副因、素因、悪化因子から始まり、耳鏡検査において見逃しがちなポイントや、診断価値をより高いものにするための道具、外耳炎の原因をロジカルに捉えるための考え方などについてお話し頂きました。
耳の疾患が悪化しやすい、高温多湿な時期が近づいています。
すぐに実践できる内容も多かったため、今日からでもそれらを活かして外耳炎に悩む動物たちを助けていこうと思います。
獣医師 白石
2024.5.29 気管・気管支鏡勉強会
2024年5月29日
今回は埼玉県の動物病院で勤務されている中澤優太先生から気管・気管支鏡の基礎から適応症例に関する講義をしていただきました。
当院では気管支鏡が今年から新しく導入され、気管・気管支を視覚的に評価ができる優れものであり、気道粘膜の病変を捉えられるという特徴を持っています。今回の講義では気管支鏡検査を進めていく上でのリスクは少なからずあること、どのような気管・気管支疾患で検査が適応出来るか、疾患についての病態や治療法について詳しく知ることができました。オーナー様により良い提案ができるよう、気管・気管支疾患について深く理解していこうと感じました。
獣医師 矢口