みなみ野動物病院

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1月12日腫瘍内科院内セミナー

2021年1月14日

林屋動物医療診療室 どうぶつ腫瘍センター及び、当院腫瘍科を担当してくださっている中野優子先生(医学博士)による腫瘍内科の院内セミナーでした。テーマは『腫瘍疾患による緊急疾患』でした。

腫瘍が気道を圧迫するように発生すると呼吸困難に陥ったり、消化管にできた腫瘍により消化管に穴が開き腹膜炎になったりして命にかかわることがあります。このように腫瘍により致命的状態になり緊急対応が必要となります。また、治療をしていくうえで腫瘍細胞が壊れることで起こる病態や、抗癌剤により引き起こされる病態で致命的状態に陥ることがあります。

今回の勉強会では、主に、腫瘍の発生部位や種類によって起こりやすい緊急疾患と抗癌剤の種類別で起こりうる緊急疾患及び対処法について、実際の症例などを交えて講演していただき、大変勉強になりました。

お家のわんちゃん、ねこちゃんが急に立てなくなった、声が出なくなったなど、いつもと違うなと感じたら、できるだけ早く受診されることをおすすめします!また抗癌剤治療等が必要になるとお家でお熱を測ったりしてもらう必要があります。普段から体触られるのに慣れさせておくと良いでしょう。

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