みなみ野動物病院

お知らせ

NEWS

2022年4月28日 消化器科院内セミナー

2022年5月2日

本日は日本小動物医療センター消化器科の岡本佳与先生に「犬のタンパク漏出性腸症」に関する講義を行っていただきました。
下痢や嘔吐といった消化器症状で来院される患者さんの多くは対症療法ですぐに治りますが、今回の講義で話されたような対症療法であまり改善が見られない患者さんも中にはいらっしゃいます。
決して多くはありませんが、だからこそいざ出会った時には焦らず適切に検査や治療を進められるようにしなければならないと思いました。
消化器科の勉強会は今回から始まったシリーズです。特に患者さんの多い分野なので、今後もしっかりと身につけていきたいところです。

2022年4月12日 腫瘍内科の院内セミナー

2022年4月13日

本日は当院の腫瘍内科担当の中野先生による、『胸腺上皮腫瘍・巨大食道』と、『臨床獣医師が知っておくべき最低限の腫瘍生物学』でした。
この繁忙期の中にも関わらず、夜遅くまで、いつも一緒に勉強会をしている先生方と、また新入社員の獣医師も参加し、総勢25名くらいの獣医師が参加して勉強会を行いました。
本日の勉強会のテーマであった胸腺腫はさほど遭遇する疾患ではありませんが、それでも知識があるかどうかでは遭遇した時の的確な対応に差が出ます・・・。
ただ、遭遇することにはかなり知識が薄れているかも知れませんが・・・(涙)。だから、何度も何度も講義を聞きますし、勉強会の資料を大切に保管します。
ちなみに若い先生方は、スマホとかipadなど電子媒体で勉強会の資料等を管理していますが、僕は当然・・・・紙媒体ですね。

                                                   
                                                     院長


  
                                                     

2022年3月17日 麻酔セミナー

2022年3月17日

本日は、東京大学附属動物病院の長久保先生による麻酔セミナーで、講義内容は【麻酔中の呼吸のモニタリングと管理】でした。
当院では、麻酔時の呼吸管理は、CT撮影時以外の場合はほとんど、自発呼吸ではなく人工呼吸管理で行っております。
この人工呼吸管理を行う時に使う機器が、ベンチレーターと呼ばれる人工呼吸器です。
ベンチレーターは、呼吸回数、気道内圧、吸気時間、1回換気量、PEEP(呼気終末陽圧)などを、動物の状況によって細かく設定できます。
しかしこの設定の仕方が大変複雑で難しいのです。
今日勉強したことが、明日の朝に忘れていなければいいのですが・・・

                                            院長

2022年2月9日 寄生虫セミナー

2022年2月9日

本日はベーリンガー主催の「犬と猫の内部・外部寄生虫」についての院内セミナーでした。
寄生虫の生態、ライフサイクル、ペットや人への被害、その予防と治療法などを教えて頂きました。
フィラリア症は犬では毎年予防してくれる飼い主さんも増えてきていますが、猫は犬と比べて毎年予防を行っている子は少ない状況です。猫のフィラリア症は確実な検査方法が存在しないため発見が難しく、治療に関しても難しい疾患のため猫も犬と同様に予防が重要です。
春からはフィラリアだけでなくノミやダニの予防も増える時期なので、今回のセミナーで学んだことを生かしていきたいと思いました。

看護師 武井まどか

2022年2月1日 腫瘍内科院内セミナー

2022年2月3日

本日は、当院腫瘍内科担当の中野先生による【組織球増殖性疾患】についての院内セミナーでした。
同じ組織球の疾患でも、良性腫瘍の皮膚組織球腫、反応性病変の皮膚組織球症や全身性組織球症、悪性腫瘍の組織球性肉腫、赤血球貪食性組織球性肉腫などがあります。皮膚組織球腫は大体は1〜2ヶ月で自然体退縮します。皮膚組織球症や全身性組織球症は、ステロイドや免疫抑制剤などを中心とした内科治療で、組織球性肉腫、赤血球貪食性組織球性肉腫は抗癌剤治療となり、治療が異なります。
また、がん薬物療法においての、人の医療での医療過誤についてもお話頂きました。抗がん剤を投与するときはダブルチェックと、投与中の観察は怠らないようにと改めて思いました。
                                                         院長

2022.1.13 眼科学院内セミナー

2022年1月13日

本日は、寺門先生による【先天性眼疾患】の講義でした。
犬も猫も先天性眼疾患は様々多くありますが、本日は特に、小眼球症、瞳孔膜遺残、先天性眼振、ぶどう膜嚢胞、類皮腫、網膜異形成、コリー眼異常、マール眼発育異常、小水晶症、先天性白内障、第一次硝子体過形成遺残/水晶体血管膜過形成遺残について勉強いたしました。
眼は小さな器官ですが、視力の有無は動物のQOLにとってとても重要であり、大切な器官です。
この小さな器官にも、物凄い沢山の疾患数があり、とても難しい分野です。
当院では、今日から眼科の専門外来が2ヶ月に一回ですが始まりました。
我々スタッフも勉強させていただき、いい眼科診療ができるように頑張ります。
                            院長

  

2021.11.25 麻酔勉強会

2021年11月26日

昨日は、東京大学附属動物病院の長久保先生による、【鎮痛薬の基本と実践】の勉強会でした。
様々手術を行う中で、動物への負担を減らせる疼痛管理はとても重要です。
今回の勉強会で、傍脊椎ブロックをもう少し実践していこうと思いました。これは帝王切開にも有効とういうことでした。

                                   院長

2021.10.28 CT勉強会

2021年10月29日

昨日は、日本小動物CT勉強会の、院内と配信のハイブリッドセミナーを行いました。
埼玉動物医療センター 画像診断科 石川雄大先生による 『CTの撮影理論』と、
どうぶつの総合病院 画像診断科 眞鍋日登美先生による『肺疾患』についてでした。

CTは撮影方法により画質が変わるために、少しでもいい画像を描出させるためには、撮影理論は重要です。
特に大型犬では、管球熱量の問題もあり、撮影方法をよく考えなければいけなく、とても勉強になりました。
肺疾患に対するCT検査は、まだ経験が少ないですが、今回の勉強した事を日々の診療に活かしいていきたいと思います。

                                        院長

2021年10月26日 腫瘍内科院内セミナー

2021年10月26日

本日は、当院腫瘍内科外来担当の、中野先生のセミナーでした。

9月9日 眼科学院内セミナー

2021年9月9日

本日は、寺門先生による『猫の結膜炎 FHV-1感染を中心に』でした。猫の結膜炎は、ヘルペスウィルスやカリシウイルス、またクラミジアなどがあり、鑑別は難しいですが、治療法や予後が違ってきますので、なるべく鑑別診断を心がけることが重要だと、とても勉強になりました。
また、新しく発売された、猫のヘルペスウイルス性眼疾患用点眼薬『IDU センジュ』についても、効果や副作用等お話が聞けました。
ウイルス薬は基本的に薬代が高いので、適応症例の見定めが重要かと思います。
                                            院長

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