お知らせ
NEWS
10月12日 腫瘍外科学院内セミナー(オンライン)
2020年10月14日
麻布大学獣医学部小動物外科学研究室の准教授、高木哲先生による「下顎切除術」についての院内セミナーでした。
新型コロナウイルスの影響により、リモートで聴講された先生方もたくさんいました。
口の中に腫瘤ができてしまった場合、悪性腫瘍が骨に浸潤している可能性なども考慮して下顎切除をご提案しなくてはならない場合があります。
切除方法は腫瘤の場所により様々です。
「顎がなくてごはん食べられるの・・・?」とご不安になるかと思いますが、ワンちゃんの場合、自力で食べられるようになることが多いです。
食欲不振、よだれ、口の中が腫れているなど、気になることがありましたらご相談ください。
内科学勉強会(オンラインセミナー)
2020年10月3日
麻布大学獣医学部小動物内科学研究室准教授久末正晴先生による「犬の肝炎」についての院内セミナーでした。
新型コロナウイルスの影響により、リモートで聴講された先生方もたくさんいました。
今日は症状、検査、診断、治療等について、コンセンサスステートメント(専門家の意見を集約したもの)をもとに詳しくお話ししていただき、とても勉強になりました。
犬の肝炎の症状は食欲不振、元気消失など、様々です。
「何かいつもと違うなあ・・・」と感じたら動物病院にご相談ください。
獣医師 高橋
10/2 神経学勉強会(オンラインセミナー)
2020年10月3日
今回のセミナーのテーマは「犬種別に起こりやすい神経疾患」でした。
神経疾患の疑いがあるこが実は別の疾患であることもあり、その正しい鑑別や犬種別に起こりやすい疾患を知ることにより、より的確な診断ができることを学びました。
発作といっても発作の種類、起こり方の頻度、動物の状態によってさまざまで実際に病院では起きていないことが多いのでオーナー様の問診がとても大切になります。
より的確な診断のために発作の動画などをみせてもらうとたすかります。
獣医師 天野
眼科勉強会 オンラインセミナーはじめました
2020年9月12日
コロナウィルスの影響により中止していた勉強会を再開しました。今回からオンラインセミナーを開始。
リモートにより講習を受けられるようになりました。今回は犬と猫の眼科疾患の病態の違いや多発する疾患などを学ばせていただきました。
今後もリモートによる講習を活用し、コロナ禍を乗り切っていきたいとおもいます。獣医師 天野
眼科手術の院内セミナー
2020年3月14日
2020.3.12
本日は相模原どうぶつ医療センターの寺門邦彦先生(獣医学博士)の院内セミナーでした。テーマは「手術顕微鏡下眼科手術」です。
眼科の顕微鏡下で行う手術のセミナーでした。顕微鏡を使って1mmに満たない角膜の手術などを行います。角膜黒色壊死症や角膜腫瘍など際に適応となります。特別な顕微鏡が必要になるため、なかなか実践することは難しいですが、実際にOPEの映像を見ることで、顕微鏡を必要としない眼科手術に生かせる解剖学など勉強になりました。また、このような手術を学ぶことで、オーナー様に提示できる治療選択肢が広がります。
獣医師 米丸
「犬の移行上皮癌と前立腺癌」の院内セミナー
2020年3月11日
本日は日本小動物がんセンターの中野優子先生(医学博士、獣医腫瘍科認定医Ⅱ種)の院内セミナーでした。テーマは「犬の移行上皮癌と前立腺癌」です。
移行上皮癌は膀胱にできることが多い腫瘍で、主に血尿や頻尿、排尿障害などの症状が出ます。エコー検査と、カテーテルで腫瘍細胞を吸引する検査などで診断します。治療は抗癌剤や消炎鎮痛剤、外科手術が適応になることもあります。高齢の猫でも稀に発生します。
前立腺癌は血尿や排便の違和感などの症状で発見されることが多く、リンパ節や肺、骨への転移が多い腫瘍です。診断は移行上皮癌と同様ですが、治療は主に消炎鎮痛剤が選択され、前立腺を摘出する場合もあります。
予防することは難しいので、血尿などの症状がみられたら動物病院に相談しましょう。
獣医師 高橋
犬の膵炎の院内セミナー
2020年2月4日
2020.2.3
麻布大学獣医学部小動物内科学研究室准教授久末正晴先生の院内セミナーでした。
膵炎の治療は主に、輸液、鎮痛剤、制吐剤、食事療法が中心になりますが、抗炎症薬(フザプラジブナトリウム)の使用がもしかしたら回復を早める可能性があるかもしれません。ただ、高価な薬となります。
膵炎の症状は、嘔吐、下痢、食欲不振、元気減退、腹痛などで、好発犬種は、ヨークシャーテリアやミニチュアシュナウザーとなります。また、猫は犬より症状が分かりにくいです。
膵炎の予防は日頃の食生活で、特に高脂肪な食事は気をつけましょう。
院長 廣間
末梢神経・筋疾患の院内セミナー
2020年1月31日

2021.1.19神経学院内セミナー
2020年1月23日
麻布大学小動物外科学研究室大学院生の平嶋洵也先生のセミナーは、「色々ある椎間板関連疾患」と「歩様異常に対する評価」でした。
椎間板ヘルニアはどの犬種も発症いたしますが、軟骨異栄養性犬種のミニチュア・ダックス、トイプードル、シーズー、フレンチブルドック、ビーグル、アメリカンコッカー・スパニエルは、他の犬種よりも、9.9〜12.6倍の発生率と言われています。当院でも、トイプードルやフレンチブルドックの椎間板ヘルニアの手術を行うケースが増えています。また、中年齢以降のチワワやヨークシャテリアなどの小型犬種で、頚部の椎間板ヘルニアでご来院されるケースも増えてます。
抱っこすると痛がる、震えている、ふらつく、破行する(びっこ)、ソファーなどに昇り降りしなくなったなどがあれば、診察をお勧めいたします。
院長
減量フード院内セミナー ロイヤルカナン
2020年1月22日
お昼の時間にスタッフ一同、ロイヤルカナン主催のフードセミナーに参加しました。
今回のテーマは肥満です。
犬では適正体重の15%、猫では20%以上の増加を肥満といい、関節炎や糖尿病、膵炎、尿路疾患、心臓病などのさまざまな病気のリスクが高くなってきます。特に猫では正常体重のこと比べ4倍糖尿病になりやすく、5倍関節疾患になりやすいというデータがでています。
動物は運動でやせることは難しく、体重が重いこが過度な運動をすると逆に足への負担が過度にかかり靭帯の断裂などをおこす可能性が高くなります。痩せるためには適切な食事制限が必須です。ロイヤルカナンさんの満腹感サポートは低カロリーになっており、量が十分にとれるので無理なく減量できます。
また、満腹感サポートシリーズには低アレルギーのものやストレスを緩和するもの、尿石ケアのものもあり、ほかの疾患をもっているこでも使用できます。
太りすぎには気をつけてください。
獣医師 天野